祈りの道・お散歩コース /Walking course of Prayer

歩きに来て来て!はしかみ町
寺下観音茶屋・東門発着、祈りの道・お散歩コース

はしかみ町お散歩コース

青森県階上町の「はしかみ町お散歩コース」は全部で3コースあります。
すべてのコースで階上町の名産である「階上はしかみ早生わせ階上そば」を提供するお店を発着としていて、それぞれ1時間から1時間半程度で巡ることができます。

  • 祈りの道・お散歩コース(寺下観音茶屋・東門 発着)
  • 山郷と田園風景・お散歩コース(わっせ交流センター 発着)
  • 里山ゆうゆう・お散歩コース(フォレストピア階上 発着)

このお散歩コースは、八戸工業大学(八戸市)の学生が地域住民の声を参考にしながら、実際に町内を散策して考案し作成した、歩いて名所を巡るガイドマップ「歩きに来て来て! はしかみ町」で紹介したものです。

祈りの道・お散歩コース

3つある「はしかみ町お散歩コース」のうち、寺下観音茶屋・東門 発着の「祈りの道・お散歩コース」は、寺下観音・潮山神社の境内と、五重塔跡地や燈明堂跡など周辺を回るお散歩コースとなっています。
所要時間約1時間のコースには、階段や急勾配もあるため、トレッキングの装備をお勧めします。

祈りの道・お散歩コース ルート概要


国土地理院の電子地形図25000を使用しています
① 寺下観音茶屋・東門
② 太鼓松
③ 津要和尚のお墓
④ 五重の塔跡地
⑤ 燈明堂跡地
⑥ 奥の院
⑦ 潮山神社
⑧ 寺下観音堂
⑨ 寺下観音茶屋・東門

祈りの道・お散歩コース 寺下観音入口エリア


① 寺下観音茶屋・東門
② 寺下観音資料館
③ 祈りの道 入口(古道)
④ 太鼓松(對交松、天狗松)
昔、風が吹くと太鼓を叩くような音が聞こえたと伝えられています。
⑤ 太鼓松(對交松)の碑
寺下観音茶屋・東門
寺下観音茶屋・東門
寺下のメタセコイア
寺下のメタセコイア
寺下観音資料館
寺下観音資料館
祈りの道入口看板
祈りの道入口看板
太鼓松
太鼓松
太鼓松(對交松)の碑
太鼓松(對交松)の碑

祈りの道・お散歩コース 潮山神社・寺下観音堂エリア


① 鳥居
② 寺下観音堂
神亀元年(724年)から5年をかけて創建された應物寺に由来する観音堂。
現在の社殿は明治時代に出された神仏分離令によって建てられたもの。
③ 鐘撞堂
鎌倉時代に落雷で焼失していた應物寺を再興した僧侶・江山が記したとされる、寺下観音堂の由来をまとめた「應物寺廃頽の記」を刻んだ梵鐘。享保4年(1719年)に鋳造されたもの。
階上町指定有形文化財。
④ 巨木・寺下観音のフジ
樹高25.0メートル、樹齢不明。
⑤ 巨木・銀杏
樹高23.0メートル、幹周10.1メートル、推定樹齢800年。
⑥ 寺下の滝
⑦ 潮山神社
文治2年(1186年)経津主命ふつぬしのみことを寺下観音堂に併せて祀ったことに始まる神社。
現在の社殿は寛永3年(1626年)に再建された旧観音堂。
⑧ 奥の院
光り輝く観世音菩薩が現れたと言われる場所。
鳥居
鳥居
寺下観音堂入口鳥居
寺下観音堂入口鳥居
寺下観音堂への階段
寺下観音堂への階段
寺下観音堂
寺下観音堂
鐘撞堂
鐘撞堂
巨木・寺下観音のフジ
巨木・寺下観音のフジ
鳥獣供養塔
鳥獣供養塔
寺下の滝
寺下の滝
舎利塔
舎利塔
流れ不動
流れ不動
巨木・潮山神社の銀杏
巨木・潮山神社の銀杏
潮山神社
潮山神社
寺下観音奥の院入口看板
寺下観音奥ノ院入口看板
奥の院
奥の院
奥の院前の清流
奥の院前の清流

祈りの道・お散歩コース 津要屋敷・五重の塔エリア


① 鳥居
ここより燈明堂まで約500メートル。
② 湧き水
③ 津要屋敷跡
燈明堂や五重の塔を建立した津要しんよう玄梁げんりょう和尚(延宝8年(1680年)~延享2年(1745年))の屋敷跡。
④ 津要和尚のお墓
この地の仏教教化活動に生涯を捧げた津要玄梁和尚のお墓。
⑤ 五重の塔に続く参道
※急傾斜ですのでお気を付け下さい。
⑥ 五重の塔跡
延享元年(1744年)に建てられた五重塔の跡地。
総高11.82メートルで、日本一小さい五重の塔であったと伝えられますが、大正2年(1913年)の暴風によって倒壊しました。
⑦ 鏡岩
梵字が彫られた岩。
鳥居
鳥居
湧き水
湧き水
津要屋敷跡
津要屋敷跡
津要和尚のお墓
津要和尚のお墓
五重の塔に続く参道
五重の塔に続く参道
五重の塔跡
五重の塔跡
五重の塔説明看板
五重の塔説明看板
鏡岩
鏡岩

祈りの道・お散歩コース 燈明堂エリア


① 燈明堂入口鳥居
※燈明堂への道は急傾斜となりますのでお気を付け下さい。
② 弁慶一刀岩岩淵権現岩
③ 竜王が刻まれた磨崖仏(義経弁慶岩)
④ 五重の塔宝輪
⑤ 燈明堂
日向山山頂にあたり、享保15年(1734年)に津要玄梁和尚が八戸浦の諸国廻船の海上運航の安全を祈願して燈明堂を建立した跡地。
この燈明堂は、日本最古の灯台と言われています。

※ 燈明堂エリアには、多くの自然岩や石に彫られた仏像(磨崖仏)を確認することができます。
以下の岩々は燈明堂への道から外れますので、特にお気を付け下さい。

⑥ 魔王太士が刻まれた磨崖仏
魔王太士(閻魔大王)が刻まれた磨崖仏。
⑦ 胎内くぐりの岩
燈明堂入口鳥居
燈明堂入口鳥居
燈明堂への道
燈明堂への道
弁慶一刀岩
弁慶一刀岩
竜王が刻まれた磨崖仏
竜王が刻まれた磨崖仏
五重の塔法輪
五重の塔法輪
燈明堂
燈明堂
魔王太士が刻まれた磨崖仏
魔王太士が刻まれた磨崖仏
胎内くぐりの岩
胎内くぐりの岩
祈りの道 順路
祈りの道 順路